◆米大リーグ フィリーズ―メッツ(9日、米ペンシルベニア州フィラデルフィア=シチズンズバンクパーク)

 メッツのフアン・ソト外野手(26)が9日(日本時間10日)、敵地・フィリーズ戦に「2番・右翼」でスタメン出場し、6点を追う8回に左前適時打を放って出塁すると、今季30個目の盗塁となる三盗を決めて、自身初でメジャーでは今季最速で「30―30」(30本塁打&30盗塁)に到達した。

 昨季、ドジャース大谷翔平投手(31)が54本塁打&59盗塁でメジャー史上初めて「50―50」を達成して話題になった本塁打と盗塁の数。

大谷は今季投手に復帰したこともあって盗塁数は減っていることもあり、ここまで「48―17」だが、すでに38本塁打を放っているソトは、これまでの自己最多は19年と23年の12盗塁だったが、8月に月間11盗塁と走りまくって、自身初の30盗塁に到達した。

 すでに30盗塁を達成している選手では、ラミレス(ガーディアンズ)が「28―37」、クローアームストロング(カブス)が「28―34」をマーク。30本塁打を放っているキャロル(ダイヤモンドバックス)も「30―26」をマークしており、「30―30」に迫っている。

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