佐々木朗希、１６０キロ超は計１２球　課題の平均球速が約４キロ増の１５８・５キロに向上
ドジャース・佐々木朗希（ロイター） 画像（1枚）

◆米マイナー３Ａ　オクラホマシティー―サクラメント（９日、米オクラホマ州オクラホマシティー＝チカソーブリックタウンボールパーク）

　右肩痛のため６０日間の負傷者リスト（ＩＬ）入りしているドジャース・佐々木朗希投手（２３）が９日（日本時間１０日）、３Ａで５度目のリハビリ登板となるジャイアンツ傘下サクラメント戦に先発し、４回２／３を投げて、３安打３失点、８奪三振、５四死球で降板した。計５１球を投じた直球の最速は１００・６マイル（約１６１・９キロ）。

１６０キロ超となる９９・５マイル以上は１２球で、平均球速は98・5マイル（１５８・５キロ）だった。

　マイナーでの過去４試合で直球の最速は、３度目の登板となった８月２６日に記録した９８・８マイル（約１５９キロ）。この時は７５球中３８球が直球で、平均球速は９６・４マイル（約１５５・１キロ）だった。１００マイル超は、デビュー戦となった３月１９日のカブス戦（東京Ｄ）でマークして以来となった。

　佐々木は序盤４回は、ノビのあるストレートを軸に三振を量産。４回までに計８奪三振を奪った。５回はやや制球が乱れ、単打と２つの四球で無死満塁のピンチを招くと、一ゴロ間と中犠飛、さらに左中間への適時二塁打で計３失点。２死二塁から死球を与えたところで、目安の９０球到達で降板した。５回は投げきれず、課題も残したが、メジャー復帰に兆しがのぞいた登板となった。

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