◆米大リーグ ドジャース―ロッキーズ(9日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャースのエメ・シーハン投手(25)が9日(日本時間10日)、本拠地・ロッキーズ戦に先発し、7回93球を投げて3安打1失点、9奪三振の好投を見せ、6勝目(3敗)の権利を持って降板した。

 チームの勢いに乗って快投を見せた。

シーハンは5回まで1人の走者も出さないパーフェクトピッチング。6回に3安打を浴びて1点を失ったが、7回は再び3三振を奪うなど無安打で抑えた。7回を投げ終えてベンチに戻ると、ロバーツ監督がハグで好投をたたえた。

 ドジャースの先発陣は、6日(同7日)に山本が9回2死までノーヒットノーラン投球。7日(同8日)はカーショーが10勝目を挙げ、8日(同9日)はグラスノーが7回まで無安打1失点投球を見せた。チームは地区優勝へ向けてパドレスと競って負けられない戦いが続いている中で、先発陣の調子は上々だ。

 打線は2回に相手バッテリーの暴投で1点を先取すると、3回にベッツの17号2ランでリードを広げ、4回にはT・ヘルナンデスの22号ソロも出た。5回には大谷が右前適時打。2連勝中の勢いに乗って試合の主導権を握った戦いだった。

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