◆米大リーグ ドジャース7―2ロッキーズ(9日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ナ・リーグ西地区首位のドジャースが、同地区最下位のロッキーズに快勝し、この日敗れた同2位のパドレスとのゲーム差を「2」に広げた。「1番・指名打者」でフル出場した大谷翔平投手(31)は、右前適時打を放つなど3打数1安打1打点、1四球1盗塁でチームの3連勝に貢献した。

 「6番・右翼」でフル出場したT・ヘルナンデス外野手(33)は2本塁打を放つなど4打数3安打2打点の大暴れ。8月20日(同21日)の敵地・ロッキーズ戦での21号を最後に本塁打は出ておらず、15試合ぶりのアーチとなった。

 現地放送のインタビューに応じたT・ヘルナンデスは8月の月間打率が2割1分1厘、試合前の時点で9月は1割3分6厘と苦しんでいただけに「アメージングだ。難しいボールを打てたのはいい兆候だ」と興奮気味に振り返った。

 チームは3連勝。前日にマンシー、この日はスミス、ベシアが復帰。あす10日(同11日)にはエドマンも復帰予定とあって「今季はまだ1度もフルメンバーで戦っていない気がする。みんなが帰ってくるのは本当にいいことだ」と球団史上初のワールドシリーズ2連覇へ先を見据えていた。

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