巨人の三塚琉生外野手が10日、2軍に降格した。5日に昇格したがスタメン出場はなく、わずか3打席のチャンスを生かせなかった。
近未来の4番候補として期待がかかる高卒3年目の左打者で、6月13日に支配下登録された。即昇格したが、1軍投手のスピードやキレに屈し、プロ初安打はお預け。今回は2度目の1軍となったが、3打数2三振に終わった。
2軍では無双状態。1軍を経験して以降、「落ち着いて打席に臨めるか」をテーマに努力を重ね、打率3割4分3厘をマーク。持ち前の長打力も発揮し、チームトップタイの8本塁打と成長著しい大型内野手だ。阿部慎之助監督も大きな期待をかける逸材。さらなる課題を与えられ、どんな成長を見せてくれるか注目だ。