◆京滋大学リーグ 花園大12―0大谷大=7回コールド=(10日・京都府太陽が丘)
花園大の最速155キロ右腕・藤原聡大(4年)が中1日で先発のマウンドに上がった。前日(9日)の大谷大2回戦のサヨナラ負けをスタンドで見守っていた藤原聡は「チームを勝たせるために、自分に行かせてください」と登板志願。
0―0で迎えた4回無死満塁、5番の植西龍雅一塁手(4年)の犠飛で先制し、打線に火がついた。6回までで12得点を奪い、7回コールドで試合を終えた。「藤原1人のチームじゃない。全体的なレベルを上げていかないと勝ちあがっていけないと話している」と奥本保昭監督。全員で初の秋季リーグ優勝を目指す。