◆JERA セ・リーグ 巨人4―3広島(10日・東京ドーム)

 巨人・坂本勇人内野手(36)が技ありの一打を放って試合を決めた。8回1死満塁から代打で登場し、広島・島内の低めチェンジアップをすくい上げて決勝の左犠飛。

チームは4連勝で貯金1とし、3位・DeNAとの1・5ゲーム差を守った。守護神のR・マルティネス投手(28)はリーグトップの41セーブ目。西村健太朗(13年)が持つ42セーブの球団記録に王手をかけた。

【巨人・阿部慎之助監督の試合後のコメント】

―代打坂本が決勝犠飛

「そういう時のためにいてくれているので」

―ここぞでベテランの力

「とても大きいですね」

―8回無死一、二塁で岸田にバント出さず

「勝負強さも持っていますしクリーンアップに置いている以上はと思って打たせました」

―森田は5回3失点

「打たれはしましたけど、まだまだこれから勉強なので、いろんなことを学んでほしいなと思います」

―森田は次回以降も

「もちろん、はい、投げてもらいます」

―ブルペン陣が奮闘

「そのピッチャー陣に助けられている部分がたくさんありますし、総力戦できのう今日と勝てたので、明日もまた日々新たに目先の一勝しにいきたいなと思います」

―岸田は8回無死一、二塁で追い込まれてから進塁打

「うん、あれこそチームバッティングだと思うよ」

―岸田の成長

「状況判断できる選手が素晴らしいんだけど。まあできない子も多いのでね。こちらが明確に、言っていかないと今の子は分からない子が多いので。明確に教えていこうと思います」

―短期決戦に向けても代打の存在は大きい

「もちろんそうだし、大城も凡打したけど、ああなる気持ちも分かるし。力みあげて打っている。その気持ちも自分も分かるので。そこを何とか乗り越えて、どうあそこでいいパフォーマンスを出せるかっていうね。やっぱ代打って難しいですから」

―だからこそ坂本の犠飛は価値ある

「もう最高の結果じゃないですか。むこうだっていいピッチャー出てきてますし」

編集部おすすめ