◆JERA セ・リーグ 巨人4―3広島(10日・東京ドーム)
巨人・坂本勇人内野手(36)が技ありの一打を放って試合を決めた。8回1死満塁から代打で登場し、広島・島内の低めチェンジアップをすくい上げて決勝の左犠飛。
【巨人・阿部慎之助監督の試合後のコメント】
―代打坂本が決勝犠飛
「そういう時のためにいてくれているので」
―ここぞでベテランの力
「とても大きいですね」
―8回無死一、二塁で岸田にバント出さず
「勝負強さも持っていますしクリーンアップに置いている以上はと思って打たせました」
―森田は5回3失点
「打たれはしましたけど、まだまだこれから勉強なので、いろんなことを学んでほしいなと思います」
―森田は次回以降も
「もちろん、はい、投げてもらいます」
―ブルペン陣が奮闘
「そのピッチャー陣に助けられている部分がたくさんありますし、総力戦できのう今日と勝てたので、明日もまた日々新たに目先の一勝しにいきたいなと思います」
―岸田は8回無死一、二塁で追い込まれてから進塁打
「うん、あれこそチームバッティングだと思うよ」
―岸田の成長
「状況判断できる選手が素晴らしいんだけど。まあできない子も多いのでね。こちらが明確に、言っていかないと今の子は分からない子が多いので。明確に教えていこうと思います」
―短期決戦に向けても代打の存在は大きい
「もちろんそうだし、大城も凡打したけど、ああなる気持ちも分かるし。力みあげて打っている。その気持ちも自分も分かるので。そこを何とか乗り越えて、どうあそこでいいパフォーマンスを出せるかっていうね。やっぱ代打って難しいですから」
―だからこそ坂本の犠飛は価値ある
「もう最高の結果じゃないですか。むこうだっていいピッチャー出てきてますし」