◆JERAセ・リーグ ヤクルト―中日(10日・神宮)

 中日のドラフト1位・金丸夢斗投手は6回を5安打2失点に抑え、ビジター初勝利となる2勝目の権利を持って降板した。

 2度目の対戦となったヤクルト打線を前に、3回まで2安打無失点。

初対戦の4番・村上を152キロ直球で空振り三振に仕留めるなど、上々の立ち上がりを見せた。だが、4―0の4回。先頭の内山を左前打で出塁させると、村上に左翼席への19号2ランを被弾した。2点差に迫られたが、5回以降は二塁を踏ませない投球で、試合をつくった。

 打線は、4回までに岡林の5号2ランと2点適時二塁打で4点を奪った。金丸も3打席連続で犠打を決めるなど、攻守で貢献。109球の熱投でリードを守り抜き、2番手・藤嶋にマウンドを託した。

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