◆JERA セ・リーグ 巨人4―3広島(10日・東京ドーム)

 巨人の森田駿哉投手が先発して、5回79球を投げて3失点。チームは勝利したが自身4勝目とはならなかった。

 森田は初回に先頭から連打を浴び一、二塁。小園に右前適時打を浴びて先制点を奪われると、1死二、三塁では末包に中堅への犠飛を浴びて追加点。1―2の4回には1死から菊池に左翼席へのソロを被弾した。それでも毎回走者を背負ったが、大きく崩れることはなく、5回までマウンドに立った。

 森田はこの日の投球について「立ち上がりで3連打打たれているので、丁寧にいきすぎたのかなというのはある。大胆にいければ、違う結果もあったのかなと思う。しっかり立ち上がりはピッチャーとして大事なので、そこは、チームに勢いを持ってこられなかったのは課題だなと思います」と振り返った。

 さらに重ねて「ホームランも不用意というか、カウントを悪くしてしまっているので。そこはもったいなかったかなと思いますし、何とか、もっと長いイニング投げたかったなとは思うんですけど。中継ぎの人に、またたくさん投げてもらって。チームが勝ててうれしいんですけど、そこは自分としては物足りないですね」と反省点を口にした。

 降板後は阿部監督から声をかけられ「癖だったりとか、何かあるということを言われました。

そこは次の登板まで、癖とか出ないようにといいますか、まずその中で、自分のフォームの中で修正できるところがあると思うので、そういうところはしっかり見つめ直して、よりいい状態でまた投げられるように準備したいなと思います」と語った。

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