◆米大リーグ マリナーズ3―5ドジャース(27日、米ワシントン州シアトル=Tモバイルパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が27日(日本時間28日)、敵地・マリナーズ戦のスタメンを外れた。8月21日(同22日)の敵地・ロッキーズ戦以来33試合ぶり。

ロバーツ監督は休養のため「彼は今夜は出場しない」と代打出場もしないことを断言。「明日はプレーするよ」とレギュラーシーズン最終戦となる28日(同29日)のマリナーズ戦は出場することを明言した。

 大谷の“指定席”である「1番・DH」で先発出場したのはT・エドマン内野手(30)。足首などの痛みなどを抱える中、指揮官は「トミー(エドマン)は守備はできないけど、打席を必要としていたので、それで翔平を外す決断をしやすくなった。彼(翔平)は同僚で打席が必要な人がいるかを気にしていた」と説明していた。

 エドマンは今季、この日まで96試合で打率2割2分9厘、13本塁打、49打点。スタメンは24日(同25日)の敵地・Dバックス戦以来3試合ぶりだったが、大谷の“代役”で4打数無安打1三振だった。打率は2割2分6厘となったが、二塁や中堅など内外野を高いレベルでこなせるユーティリティー選手として欠かせない存在。30日(同10月1日)から始まるポストシリーズに向けて準備を整えていく。

編集部おすすめ