米大リーグ(MLB)のレギュラーシーズンの全日程が28日(日本時間29日)、終了して個人タイトルが確定した。

 打撃部門では、ナ・リーグはドジャース大谷翔平投手(31)が自己最多を更新する55号を放ったが、1本足りずに56発のフィリーズのシュワバーが132打点と合わせて2冠王に輝いた。

首位打者は同じフィリーズのターナー。打率は3割4厘でナ・リーグ史上最低打率での首位打者となった。昨オフ、ドジャース・大谷翔平選手を超える15年総額7億6500万ドル(約1102億円)の契約を結んだメッツのソトは今季38盗塁で、パイレーツのクルーズと並んで最多盗塁となった。

 ア・リーグは60本塁打、125打点のローリー(マリナーズ)が2冠王。首位打者には3割3分1厘でジャッジが輝いた。ジャッジは53本塁打、114打点はともにリーグ2位。3冠王には7本塁打、11打点足りなかった。

 投手部門では、最優秀防御率はア・リーグがタイガースのスクバルで2・21、ナ・リーグはパイレーツのスキーンズで1・97。ドジャース・山本由伸投手はリーグ2位となる2・49だった。最多勝はア・リーグはヤンキースのフリードで19勝、ナ・リーグはブルワーズのペラルタで17勝。セーブ数では、ア・リーグがロイヤルズのエステベスの42セーブ、ナ・リーグはパドレスのスアレスで40セーブを挙げた。

 各リーグの主なタイトルは以下の通り。

【ア・リーグ】

 ▽首位打者 ジャッジ(ヤンキース) ・331

 ▽本塁打王 ローリー(マリナーズ) 60

 ▽打点王 ローリー 125

 ▽盗塁王 カバジェロ(ヤンキース) 49

 ▽最優秀防御率 スクバル(タイガース) 2・21

 ▽最多勝 フリード(ヤンキース) 19

 ▽最多奪三振 クロシェット(レッドソックス) 255

 ▽最多セーブ エステベス(ロイヤルズ) 42

【ナ・リーグ】

 ▽首位打者 ターナー(フィリーズ) ・304

 ▽本塁打王 シュワバー 56

 ▽打点王 シュワバー(フィリーズ)132

 ▽盗塁王 ソト(メッツ)、クルーズ(パイレーツ) 38

 ▽最優秀防御率 スキーンズ(パイレーツ) 1・97

 ▽最多勝 ペラルタ(ブルワーズ) 17

 ▽最多奪三振 ウェブ(ジャイアンツ) 224

 ▽最多セーブ スアレス(パドレス) 40

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