NHKの井上樹彦(たつひこ)会長が15日、東京・渋谷の同局で行われた定例会見で、放送中の連続テレビ小説「風、薫る」(見上愛・上坂樹里主演、月~金曜・前8時)について言及した。

 井上会長は直前に放送されていた朝ドラ「ばけばけ」と時代背景が似ているとし、「明治に入った頃の日本の状況がよく出ていて、違和感やロスなく入れたかなと思っている」と評価した。

 この日の「風、薫る」を視聴した上で、登場人物の華族・大山捨松(多部未華子)に触れ「会津の末裔(まつえい)で、興味深く見ていた」。ドラマのモチーフは、女性の職業が確立されていなかった明治時代に西洋式の看護学を学んで「トレインドナース」となった大関和さんと鈴木雅さん。井上会長は「2020年からのパンデミックで日本の医療や看護体制は充実していると言われたが、その先駆け。2人の看護師の将来をこれからも期待して見ていきたい」と述べた。さらに「美術やデザインも非常に精密で凝っていて、ドラマの質を上げている。デザイン部門の活躍も合わせて期待したい」とした。

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