卓球の世界選手権団体戦(28日~5月10日)日本代表が27日、開催地の英国・ロンドンに向けて出発。女子で世界ランク5位のエース格・張本美和(木下グループ)は出国前の羽田空港で取材に応じ、「前回は(2位で)貴重な経験をさせていただいて、今後の卓球人生につなげないといけないと思います。

今回は金メダルだけを目指して、チーム全員で頑張って行きたいです」と意気込んだ。日本女子は1971年大会以来、55年ぶりの金メダルを目指す。

 今大会から新方式になり、世界チームランク2位の日本はステージ1でシードを決め、決勝トーナメントに臨む。初戦は5月2日に同ランク57位の開催国の英国と激突。シード決めで同ランク5位のフランス、4位のドイツの強豪ともいきなり顔を合わせる。「相手が誰とかはあまり意識せず、欧州の選手は皆強いですし、向かっていく気持ちで戦いたいです」と力説した。

 ロンドンへの移動時間は14時間超、時差は8時間で選手にとって体調管理も大事になる。美和は移動の機内で「動画とかを見ると酔うので、寝たい」といい、出発前日の睡眠時間を意図的に削っているそう。この日は約4時間睡眠で「普段、こんなに遅くまで起きていることがないので、起きている間はあくびをいっぱいしちゃうと思う」と取材陣の笑いを誘った。ジュニア時代から国際舞台で戦い、時差ボケも「だいたい2、3日で直ります」と17歳は海外での過ごし方も熟知している。

 前回大会でともに戦った所属先の先輩・平野美宇からもエールを受けた。オフにタレント・指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ「=LOVE」のライブに参戦。

「イコラブ」の熱いパフォーマンスに勇気づけられ、リフレッシュ。帰り際には平野から「世界卓球頑張ってね」と声をかけられたという。Tリーグでも同じチームで慕う先輩。今大会ではともに戦えないが、“とくべチュ”なパワーを胸に、若きエース格は大舞台で躍動する。

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