卓球の世界選手権団体戦(28日~5月10日)日本代表が27日、開催地の英国・ロンドンに向けて出発した。男子シングルスの世界ランク3位のエース・張本智和(トヨタ自動車)が出国前の羽田空港で取材に応じ「団体戦で金メダルを狙えるチームなので、ワクワクしています」と胸を高鳴らせた。

日本男子は1969年大会以来、57年ぶりの世界一を目指す。

 張本が自信を口にする理由の1つに、18歳の松島輝空(そら)の成長がある。「1年ちょっと前までは4つ(学年が)離れているので、かわいい後輩だったけど、今ももちろんかわいいけど、卓球ではかわいげがなくなってきた(笑)」と苦笑いで明かした。普段はライバルだが、今大会ではチームメートであるだけに「本当に(存在が)大きい」と信頼。ただ、「松島には頼るけど頼りすぎない。僕はあくまで2点取りだったり、今までと同じ働きをしているからこそ(勝機がある)」と冷静に見据えた。

 シングルス世界ランク8位に躍進した松島は「いい調整ができている。出る以上は金メダルを目指して、みんなで力を合わせて頑張りたいです」と言葉に力を込めた。ドイツ1部ブンデスリーガで成長した戸上隼輔(井村屋グループ)は、3番手での起用を想定し「0―2で回ってきても、1―1でも自分が取って日本に(流れを)持ってこられるように。100周年大会で歴史に名を刻めるように頑張りたいし、自分自身は全勝でチームに貢献したいです」と気合を入れていた。

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