◆JERAセ・リーグ 阪神3―0巨人=7回裏2死満塁降雨コールドゲーム=(3日・甲子園

 阪神・才木が豪快にほえた。1点を先制した直後の5回2死二、三塁で、中山を空振り三振。

決め球のフォークで窮地を脱出した瞬間だった。7回を4安打無失点。今季2度目の2ケタ、11奪三振と持ち味を発揮した。7回降雨コールドにより、今季初の「完封」で3勝目。「とりあえずほっとしますね。ほんと良かった」と大きく息をついた。

 直近は2試合連続で6失点。前回登板だった4月28日のヤクルト戦(神宮)の後には、藤川監督から「形を気にしてやっているように映った。勝負してもらわないと」と苦言を呈されていた。そこからプロ初の中4日で迎えたマウンド。名誉挽回した右腕は「結果を出すには、現実と向き合うしかない。このままでは終われない、というのもあった」と胸を張った。

 自身は球団タイ記録の巨人戦8連勝。小林繁(1979年)や能見篤史(09~11年)に並ぶ“Gキラー”になった。藤川監督も「ゲームにフォーカスするというところ、その気持ちでしょうね。エースとしてチームを活気づけてくれた」と絶賛。宿敵との今3連戦は初戦から坂本、伏見とすべて異なる捕手を先発させ、この日は初スタメンの梅野が好リード。今季最多を更新する貯金9とし、首位を守った。(中野 雄太)

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