◆JERAセ・リーグ DeNA5―5広島=延長12回規定により引き分け=(5日・横浜)

 広島・持丸泰輝捕手が土壇場の9回に同点ソロを放った。クローザーの山崎の150キロをバックスクリーン右へ。

7年目でのプロ初本塁打で敗戦を阻止した。「手応えは完璧だったけど、どこに飛んだか分からなかったです。長所を発揮できたし、同点に追いつけたことがすごく良かったです」と笑顔。実績十分のクローザーからの一発も「本当に自信になるので、これからも頑張っていきたいです」と、かみしめた。

 19年育成ドラフト1位で入団。22年に支配下登録を勝ち取ったが、同年は5試合の出場で安打もなく、23年からの3年間は1軍出場がなかった。今季は待望の出番をつかみ、4月19日から12試合連続でスタメンマスクを任されていた。だが、4日は11失点で大敗。この日はベンチスタートとなり「投手に申し訳ない。後半に出て、いい打撃もできましたし、いい守備もできたので。次もしっかりああいう守備も見せられたら」と再出発した。

 本塁打はもちろん、引き分けに持ち込んだ延長戦の守備も「こういう緊迫した場面で出る機会も少なかったし、延長も初めて。

ゼロにしっかり抑えられたところは良かったなと思っています」と貴重な経験だ。「守備で迷惑をかけたり、信頼を損ねてしまっている部分はある」と語る一方で「自信になっているところもたくさんある」と勝負の7年目。「そういったものを見せられた一日でもありました。周りからの安心感というか『持丸が守っても大丈夫だな』と思ってもらえるように、しっかり」と今後を見据えた。

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