プロ野球はゴールデンウィーク(GW)を終え、各球団が30試合以上を消化した。セ・リーグでは4月28日から5月6日までの大型連休中の8~9試合で、3球団が勝ち越し。

巨人はリーグ唯一の負け越しとなった。

 GWで勝ち越したのは阪神、ヤクルト、広島。阪神は最後の中日3連戦に負け越したが、9連戦を5勝4敗で終えた。この間、高橋遥人投手が2完封。球団60年ぶりの3試合連続完封で黄金週間を締めた。

 好調のヤクルトも貯金1。5月に入っても4勝2敗と下馬評を覆す戦いを続けている。GW前に1、2位だった阪神とヤクルトが着実に貯金を上乗せしたことで、“2強”と3位の差は連休前の1・5ゲーム差から3・5差に開いた。

 順位変動はなかったものの、上位2チームとの差が開く大きな要因となったのは、3位・巨人の3カード連続負け越しだった。広島、阪神、ヤクルトに全て1勝2敗でGWは借金3。連休中は大きく勝ち越すチームもなかった中、巨人がセの借金を全て背負う形となった。

 4月26日には両股関節手術から吉川尚輝内野手が復帰し、5月4日にはフリー打撃の打球を受けて離脱していた泉口友汰内野手が再昇格したが、9連戦中は平均得点2・3得点と低迷。

苦しい戦いを強いられたものの、先発投手にリフレッシュ休養を与えるなど、長いシーズンを見据えた運用も見せた。

 各球団は今後、5カードを戦ったあと、交流戦に入る。阪神とヤクルトが順調に勝ち星を積み重ねる中、“2強”に待ったをかけるチームが現れるかが注目される。

◆GW中の球団別成績と順位変動

阪 神  5勝4敗   1位→1位

ヤクルト 5勝4敗   2位→2位

巨 人  3勝6敗   3位→3位

DeNA 4勝4敗1分 4位→4位

広 島  4勝3敗1分 5位→5位

中 日  4勝4敗   6位→6位

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