◆JERAセ・リーグ 巨人3―2ヤクルト(5日・東京ドーム)

 少年に送った助言を体現した。吉川が鉄壁の二塁守備でみせた。

1点リードの8回1死、内山の一、二塁間の強烈なゴロをスライディングキャッチ。素早く一塁送球してアウトにした。満員の場内が拍手と「ナオキコール」に包まれた。

 こどもの日。巨人ファンの少年少女が職業体験として、試合前に選手へのインタビューや動画撮影、スタメン発表の場内アナウンスなどを行う企画が実施された。その一環で、練習中に「どうやったら守りがうまくなりますか」と聞かれた吉川。笑顔で応じ、「予測をすることです」と超一流の極意を伝えていた。

 8回の好守備は大勢の150キロ台の速球、投球コース、内山のスイングなどから打球方向を予測。まさに完璧な準備が生んだプレーだった。昨秋の両股関節手術から復活し、4月26日の今季初昇格以来8試合目の出場。観戦した子どもたちへのお手本の堅守でチームを助け、今季初先発の赤星の白星を守った。(片岡 優帆)

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