ブルージェイズの岡本和真内野手(29)が好調だ。7日(日本時間8日)は試合はなかったが、5月に入っての6試合はすべて安打を放つなど5本塁打をマークし、通算本塁打数は2ケタ10本に到達した。

そんな中で、米大リーグ公式サイトのマイク・ペトリエロ記者がその好調の裏に、打席での立ち位置が関係していると指摘した。

 同記者は岡本の打撃データを分析。打席での立つ位置が変わったのは4月18日(同19日)の敵地でのダイヤモンドバックス戦だという。MLB公式のデータ分析サイト「Baseball Savant」では、各打者の打席での立ち位置がチェックできる。岡本はその18日の試合から、6・8インチ(約17センチ)も打席での立つ位置を捕手方向に下げたという。バッターボックスの捕手寄りの白線に右足がかかっているほどだ。

 打席の立ち位置を変えるまでの開幕からの18試合は、打率1割8分8厘、出塁率2割6分3厘、長打率2割9分だった岡本。それが捕手寄りに立ち始めてからの18試合は、打率3割8厘、出塁率4割、長打率7割8厘と劇的に良くなっている。

 さらに同記者は、立ち位置を変えたことによる変化球への対応の変化にも注目。変化球に対して打率1割6分7厘(長打率1割6分7厘)だったが、後ろに立つようになってからは打率3割3分3厘(長打率8割3分3厘)と結果が出ている。空振り率が44%から28%に低下し、強打率は27%から38%へと跳ね上がった。後ろに構えたことによりボールが少しでも長く見えるようになったことが、球種をより的確に識別するのに役立っているとしている。

 最近8本の本塁打のうち、直球系は4本で他はスライダー2本、スプリット1本、スイーパー1本と攻略していることを見れば、同記者の指摘は的確といえそうだ。

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