横綱・大の里(25)=二所ノ関=と大関・安青錦(22)=安治川=が、大相撲夏場所(10日初日、東京・両国国技館)を休場することが8日、決まった。同日の取組編成会議で2日目までの取組に入らなかった。

2021年春場所以来の2横綱3大関だが、看板力士2人がいきなり欠ける事態となった。左肩負傷で調整が遅れていた大の里の休場は2場所連続3度目。カド番の安青錦は6日の稽古で左足首を痛めて初の休場となり、途中出場して勝ち越せなければ、大関から陥落となる。

 カド番の安青錦が、夏場所を初日から休場する。6日の荒汐部屋への出稽古で左足首を負傷。師匠の安治川親方(元関脇・安美錦)によると、現在は歩くのが精いっぱいの状態だという。ギリギリまで出場を模索していたが、8日朝に師弟で話し合って休場を決断した。

 途中出場して勝ち越さなければ、大関在位3場所で関脇に転落する。同親方は「痛みが引けば出る方向」と示した一方で、全休の可能性についても「それはある。状況を見て判断したい」と否定しなかった。

 現行のカド番制度となった1969年名古屋場所以降、カド番の大関が初日から休場して再出場した例はない。春場所の左足小指骨折から復調していた中で、再び負傷した。

安治川親方は「順調に来ていて、ここからというところだった。けがをしてしまったことは仕方がない」と弟子の胸中を思いやった。(大西 健太)

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