パ・リーグ オリックス4―3日本ハム(8日・京セラドーム大阪)

 オリックス・森友のバットが止まらない。「めちゃくちゃうまいこと打てた」と自画自賛したのは、1点を追う4回無死一塁。

カウント2―2から日本ハム・達のフォークをすくい上げ、右越えに逆転の3号決勝2ランを運んだ。8回は2死から右越えに4号ソロ。23年6月10日のDeNA戦(京セラD)以来となる1試合2発を「なかなか狙って打てるものではないので、うれしい」と喜んだ。

 プレー以外でも頼れる存在だ。今季は5年目の渡部が攻守で存在感を放ち、中堅の定位置を確保。4月下旬、日頃からかわいがっている後輩に食事の席で優しく声を掛けた。「バッティングとか成績とか、いろいろとほしがったらダメだよ。普通にやっていたら、それでいい仕事をしているんだから」。通算1231試合に出場し、自分の持てる力以上のものを出そうとすれば空回りすると理解するからこその助言だった。

 チームは今季3度目の4連勝で今季最多の貯金10。ホームの日本ハム戦はシーズンをまたぎ、99~00年以来26年ぶりの7連勝とした。「こういう接戦をしっかり取れるのが強いチームの証拠。

ホンマにここから」とさらなる上昇を誓った攻守の要。3年ぶり覇権奪回へ進むオリックスには、太い柱がある。(南部 俊太)

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