パ・リーグ オリックス0―3日本ハム(9日・京セラドーム大阪)

 日本ハムはオリックスを3―0で下し、京セラドームでの連敗を7で止めた。先発の加藤貴之投手(33)が8回3安打無失点で今季4勝目。

3ボールは一度もなく、8回を90球にまとめる省エネ投球を見せた。

 新庄監督は、オリックスが左腕の加藤貴に対し、加藤貴が試合前までで打率3割3分9厘と苦手にしている左打者を8人並べたことが好投の要因だったと分析した。「去年かおととし、ソフトバンク戦で(左腕の)大関くんの時に右バッター全部並べたんですよ。そしたら伊藤くんに『右バッター全部並べられると、ラインが引けて打ち取りやすいんですよね』っていうことを言われてから、それ以降(スタメンで)全部右バッターをやめたんですよ。で、今日は左バッターが全部並んでくれたんで、多分ラインが引けて打ち取りやすかった。だからこういう結果になったんじゃないかなと。ナイスピッチングでしたね」。エース右腕・伊藤の一言を引き合いに、打者の左右の偏りがコントロールのしやすさにつながったと自身の考えを語った。

 加藤貴も左打者8人の相手打線に、「びっくりしましたけど、やることあんま変わらない。自分のコントロールっていうのが今日はそんなにぶれることがなかったのかなと思いますし、打たせて取るっていうのが僕のスタイル」と、自慢の制球がさえた。

 加藤貴は8回を90球。自身2度目のマダックス(球数100球未満の9回完封勝利)を狙える状況だったが8回で降板。

指揮官は「柳川くん全然投げてなかったし。加藤くんには申し訳なかったけど、ちょっと柳川くんに行ってもらおうと」。4月30日の西武戦(ベルーナドーム)以来登板機会がなかった守護神のマウンドを優先したと説明した。

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