◆SOMPO・WEリーグ第21節 三菱重工浦和1―0日テレ東京V(10日・埼玉スタジアム)

 日テレ東京Vは三菱重工浦和に敗れ、リーグ戦2連敗となった。前半9分に先制を許し反撃を試みたが、ノーゴールに終わった。

昨季まで三菱重工浦和でプレーしたMF猶本光は、今季最長となる87分間プレーした。

 最終ラインからのロングボールでの失点が決勝点となり、連敗を喫した。敗れたが、前線からの守備は効果的で後半に入ると三菱重工浦和に決定機を作らせなかった。猶本は「失点シーンは反省すべきだと思います。けれど、それ以外の部分でチャンスを作られたわけではないですし、自分たちの時間が多かった」と前向き。「結果には繋がらなかったですけど、今までで一番、中盤で引っ掛けて攻撃できる回数が多かった。チームとしては一歩前進というか、成果は出たゲームだったとは思います」と振り返った。

 ベレーザの背番号8は、昨季終了後に三菱重工浦和から日テレ東京Vに電撃移籍した。前半戦の対戦は欠場していたため、古巣とのピッチに立つのはこの日が初めて。試合前の選手紹介時とプレー中にボールを持つと、ゴール裏のレッズサポーターからはブーイングを浴びた。「最高でした。もっと頑張ります。

ブーイングしてもらえるように」と古巣サポーターからの愛ある声援に感謝した。

 試合後には同じく今季からベレーザに加わったMF塩越柚歩、楠瀬直木監督と3人でゴール裏に挨拶に向かった。すると、スタジアム中から拍手がわき起こった。「拍手にすごく思いを感じるというか。前期(=前半戦)は私はプレーできなかったので、今日はまず走れている姿を見せることができたのが何より良かった」と安堵の表情。「次はゴールで『ただいま』と言いたいですね」と来季の再戦を心待ちにしていた。

 日テレ東京Vは16日のリーグ最終戦・新潟戦(味の素フィールド西が丘)終了後は、アジア制覇を目指し女子ACL準決勝・メルボルン戦(20日、韓国・水原)に臨む。

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