音楽プロデューサーの小室哲哉が11日、都内で映画「天と地と」(角川春樹監督)の舞台あいさつに出席した。

 1日にスタートした角川映画50周年を記念した「角川映画祭」の一環として1990年に公開された「天と地と」を上映。

同作の劇中に流れる音楽を手がけた小室は、制作前について「僕は20代で何も分かってない中でカナダのカルガリーの撮影現場行かせていただいた。(撮影を)見てから(音楽を)作らせていただいたと思います」と振り返った。

 角川監督からの指示があったのか問われると「『これしてくれ、ああしてくれ』はなかった」と回答。「ただ、(シーンの)尺が変わったとかで音楽がそれによって(変わる)。今は本当に簡単ですけど、当時はテープを切ったり貼ったりしていた。録(と)り直したりとかは当たり前だった。一人作業はすごく多かったですね」としつつ「幼かったなと思う。もう1回やり直したいくらいです」と笑った。

 収録についても「今のテクノロジーだったら簡単にエコーとかリバーブとかは作れるけど当時はできない」と回答。「一度作ったものをホールで流してそれをエコーで録るみたいな」と苦労ぶりを明かしていた。

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