米男子プロバスケットボールNBAレイカーズの八村塁が15日、今夏の次世代育成プログラム「Daiichi Life Group Presents BLACK SAMURAI KOBE CAMP」を開催すると発表した。8月4、5日に神戸・ジーライオンアリーナで現役NBAコーチのフィル・ハンディ氏をメインコーチとし、選抜された100名が挑む2⽇間の集中キャンプと、ショーケースが行われる。

 世界との差を⽣む「⾔語」と「環境」と背景に開催が決定。⽇本はバスケットボールの競技⼈⼝が多い⼀⽅で、世界で活躍するトップ選⼿は限られている。単なる技術⼒の差ではなく、「実戦環境」と「⾔語」という2つの壁が存在し、海外では戦術理解や意思疎通が英語で⾏われる⼀⽅、⽇本では競技と⾔語が分断されているのが現状。また、部活動の地域移⾏などにより育成環境も変化し、世界基準を体感できる機会は依然として限定的となっている。これらの要素が重なり、「世界基準に触れる機会そのもの」の不⾜が、グローバルでの活躍を阻む要因となっている。

 本プロジェクトでは日本バスケ界が直面している課題を「⾔語の壁」、「育成環境の変化」、「従来のマインドセット」の3つの観点で整理。ハンディ⽒の指導を中⼼に、競技・⾔語・⽂化を軸に育成の機会を提供する。

 八村は「フィルの指導による世界レベルのバスケットボールを体感することで、バスケに向き合う基準を上げてほしい。また、世界を⽬指すのであれば必須のスキルである英語でのコミュニケーションについても学んでほしい。そして今、⽇本の部活動やクラブチーム環境は⼤きな変化の中にあります。指導者が平⽇と週末で⼊れ替わったり、場所によって教える内容がバラバラだったりと、⼦どもたちが⼀貫した教育環境に触れ続けるのが難しいのが現状です。だからこそ、学校の枠組みや既存のルールだけに頼るのではなく、⼦どもたちがバスケに100%没頭し、スキルやフィジカルだけではなく、マインドセットや英語をセットで学べる『新しい育成の場』を作っていきたい。

部活でも街クラブでもない、世界へと直結できる可能性がある環境。それがBLACK SAMURAIの⽬指す場所です」とコメントした。

 八村は同6日から3日間、愛知・IGアリーナでも「BLACK SAMURAI SUMMIT 2026」を実施する。

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