日本サッカー協会は15日、北中米W杯(日本時間6月12日開幕)に臨む日本代表メンバー26人を発表した。直前に負傷した2大会連続出場を目指したMF三笘薫(ブライトン)は落選となり、日本代表に激震が走った。

 三笘は現地9日に行われた英プレミアリーグ・ウルバーハンプトン戦で左太もも裏を負傷。自らプレー続行の断念をベンチに伝え、足を引きずりながらピッチを後にしていた。肉離れとみられ、状態が懸念された中、大会中の復帰は難しいという判断となった。

 22年カタール大会では全4試合に出場。1次リーグのスペイン戦では「三笘の1ミリ」として語り継がれる伝説のアシストをマークし、強豪撃破に貢献。3月の英国遠征では左シャドーの位置で先発し、イングランドから決勝点を奪うなど活躍した。

 「戦術・三笘」とも言われる圧倒的な個人能力の高さを持つ選手の不在は、森保ジャパンにとって大きな痛手。三笘自身も、カタールW杯の決勝トーナメント1回戦クロアチア戦のPK戦でキックを失敗し、涙ながらに「チームを勝たせる存在になりたい。W杯で活躍出来る選手、ベスト8に導ける選手が良い選手」と自身が目標とする将来像を見定めていたが、直前の負傷により2大会連続選出はならなかった。

 ◆三笘 薫(みとま・かおる)1997年5月20日、神奈川・川崎市生まれ。28歳。さぎぬまSCから川崎の下部組織、筑波大を経て2020年にJ1川崎入り。

21年8月にブライトンに完全移籍し、1年間のベルギー1部サンジロワーズへの期限付き移籍を経て22~23年シーズンからブライトンでプレー。21年東京五輪、22年カタールW杯出場。代表通算31試合9得点。178センチ、73キロ。既婚。

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