日本サッカー協会は15日、都内で北中米W杯のメンバー発表会見を行った。前回22年カタールW杯の主力、MF守田英正(31)の名前が呼ばれることはなかった。

25年3月以来、約1年2か月ぶりの代表復帰、そして2大会連続のW杯出場を期待する声もあったが、土壇場での「返り咲き」はならなかった。

 守田は22年カタールW杯において、ドイツ、スペインを撃破してのベスト16進出に不可欠な存在として貢献。ピッチ上の状況を瞬時に読み取り、味方を生かす頭脳的なプレーは、チームメートや森保監督からも絶大な信頼を寄せられてきた。しかし25年3月の招集を最後に、負傷などの影響もあって1年以上にわたり代表の舞台から遠ざかっていた。

 その間、ボランチの勢力図は変化。遠藤航、田中碧に加え、佐野海舟や藤田譲瑠チマら若手の急速な台頭、さらには鎌田大地のコンバートによる攻撃的ボランチの確立。層の厚さを増した中盤において、ブランクは重くのしかかった。今年3月の英国遠征でも、所属クラブで主力として稼働しながらメンバー外となり、その立ち位置の危うさが懸念されていた。

 所属のスポルティングでは、欧州CLベスト8進出に貢献。3月以降は1得点3アシストと数字も残し、コンディションの良さをアピールし続けてきた。しかし、激戦区となったボランチ争いにおいて、涙を飲むことになった。

 ◆守田 英正(もりた・ひでまさ)1995年5月10日、大阪・高槻市生まれ。

31歳。金光大阪高から流通経大に進学。18年に川崎加入。21年1月にポルトガル1部サンタクララに移籍し、22年7月からスポルティング所属。日本代表は18年9月に代表デビュー。右利き。177センチ、74キロ。 

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