◆ナガセケンコー杯 第35回春季北海道大会 春季リーグ戦▽第1節 北広島Fビレッジボーイズ12―2旭川道北ボーイズ(16日・札幌スタジアムほか)

 リーグ戦4試合が行われた。北広島Fビレッジボーイズはダブルヘッダーの2試合目で旭川道北ボーイズを12―2の4回コールドで下し、今リーグ戦初白星を挙げた。

1回途中から救援登板した安部透馬投手(3年)が4回を投げ2失点。打っては決勝打を含む2安打3打点と投打で活躍を見せチームを勝利に導いた。昨秋から始めたウェートトレーニングと体幹強化の効果を発揮した。

 緊急登板にも安部は冷静だった。5番・遊撃で先発した初回、チームメートの太田が足をつって降板。1死満塁のピンチでマウンドに上がった。「気持ちでいこうと」。言葉通り攻めの投球で2者連続三振と得点を許さなかった。直後の攻撃では1死満塁で右翼手の頭を越す走者一掃の3点三塁打を放ち流れを引き寄せた。好救援に2安打3打点と投打での活躍に「とにかくうれしいです」と笑みをこぼした。

 昨年秋からウェートトレーニングを始めた。柔道整復師の資格を持つ父・雄士(たけし)さん(42)が勤務する整骨院を拠点にベンチプレスやスクワットなどで上半身と下半身を鍛えた。

さらに水が入ったウォーターバッグを使って体幹も強化。食事は1日5食前後に増やし、体重も7キロ前後増えて60キロと大きくなった。この日も「下半身で粘れた」と効果を実感した。

 ダブルヘッダーを戦ったチームは1勝1分けと好スタートを切った。1試合目でも3打点と存在感を示した安部に山田徹監督(65)は「集中力でうまく対応してくれた」と目を細めた。安部は「今日みたいな打撃や投球ができるように」と次戦へ気を引き締めた。

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