Jリーグは18日、各クラブが行う社会連携活動を表彰する「シャレン!アウォーズ」を都内で開催した。表彰は6部門に分けて行われ、「明治安田 地元の元気賞」はJ2横浜FCが実施の「4年ぶりの外の世界。

医療・施設・クラブで紡ぐ幸福寿命」が受賞した。

 この取り組みは、4年間外出がかなわなかったホスピスの入居者をスタジアムへ導くなど、新たな可能性を示した。プレゼンターとして登壇した明治安田の永島英器・取締役代表執行役社長は「難病を抱える方の、最後の瞬間まで輝いてほしいという素晴らしい思いが結実した取り組み。本当に感動しました」とコメント。横浜FCの片原大示郎社長は「“あなたの幸せをつくる幸せ”(という理念)をしっかりと心に刻み、今後もこのような活動を続けたい」と話した。

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 Jリーグ・辻井隆行執行役員「受賞されたクラブの実行委員の皆さま、担当の方の熱量が高まっているなと感じました。少しずつですが、積み重ねて発信してきたこと、クラブが取り組んできたこと、現場で熱意を持ってやってこられた方の思いが広がりつつあると感じます。当事者となって、物事を動かしていくのは外から見ているよりずっと大変なもの。そういうことの尊さ、価値をJリーグとして後押しする役割を果たしていきたい」

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 【表彰クラブ一覧】

 ▼ソーシャルチャレンジャー賞 鹿児島(J3)

 「無人駅を復活させる。ゆなべーす喜入の挑戦」(無人駅だった喜入駅を交流拠点として活用)

 ▼パブリック賞 甲府(J2)

 「声に耳を澄ませて。クラブが歩んだ20年と、パラスポーツセンターへの挑戦」(プロスポーツクラブがパラスポーツセンターの指定管理を行う全国初の取り組み)

 ▼メディア賞 山口(J3)

 「Jリーグクラブが導く地域探究の新機軸。パートナー共創で山口の未来をデザインする探究型修学旅行プロデュース」(延べ100人以上の首都圏の学生が山口各地の魅力を調べ、訪れ、発信してきた)

 

 ▼明治安田 地元の元気賞 横浜FC(J2)

 「4年ぶりの外の世界。

医療・施設・クラブで紡ぐ幸福寿命」(4年間外出がかなわなかったホスピスの入居者をスタジアムへ導くなど、医療的ケアを必要とする人の外出が困難とされてきた状況に対して新たな可能性を示した)

 ▼クラブ選考賞 水戸(J1)

 「ソーラーシェアリングを活用したGXプロジェクト もうひとつの挑戦。電気も野菜も育てるクラブへ」(Jリーグ内のロールモデルクラブとして、環境問題に対する具体的な実践例を提示)

 ▼ファン・サポーター選考賞 長崎(J1)

 「ALL NAGASAKI。魅せたぞ、長崎のチカラを」(プロスポーツクラブを起点に、行政や企業、地域住民などが連携し、県全体で応援機運を高めた取り組み。市議会でのTシャツ着用、パートナー企業88社との共同プロモーションなど)

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