大相撲 ▽夏場所11日目(20日、両国国技館)

 大関・霧島(音羽山)が小結・若隆景(荒汐)との2敗対決を制し、首位を守った。もろ差しになり、相手の上手を切った。

左のかいなを返して寄り切った。「立ち合いで先に手をついてしっかり当たろうとした」と振り返った。同じ時津風一門で出稽古などでともに汗を流す間柄だが「稽古場と本場所は違う」と話した。八角理事長(元横綱・北勝海)は「霧島は馬力で勝っているから2本差すことができた。厳しい相撲だった」とうなずいた。

 9日目の若元春戦で痛めた額などの傷が痛々しく残る。10日目に貼った絆創膏は立ち合いではがれ、相撲も完敗。「一昨日はそうではなかったが、昨日はとても痛かった。傷が赤くなって触られたくない」と振り返った。この日は額の絆創膏を一回り小さくし、「昨日はぶつかり稽古などで、体の痛みに負けてしまった。今日はあまり考えずにいけた」。取組では患部に貼った絆創膏ははがれることはなかった。

 2敗は3人で大混戦のまま。「変わらずいつも通り取るだけ」と淡々。同理事長は「霧島にとっては大きな白星。大関なので引っ張っていってもらいたい」と期待した。

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