サッカーのW杯北中米大会(6月11日開幕)に臨む日本代表の長谷部誠コーチ(42)が20日、千葉市内で行われた合同取材会に応じ、コーチとして迎える初のW杯を前に、自らの役割についての思いを明かした。過去3大会の経験などを引き合いに、現役時代の2011年に出版し、150万部以上のベストセラーとなった自身の著書「心を整える。
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コーチで迎える初のW杯。現役時代歴代最多81試合で代表主将を務めた長谷部コーチは「優勝」を目指す森保ジャパンの3つの立場にいる選手たちそれぞれに寄り添い、「心を整える」役割を担うことを誓った。
【1】ケガからの復帰組の「心を整える。」
26人のメンバーには主将のMF遠藤やMF鈴木唯らケガからの復帰を経て、本大会に臨む選手がいる。自身も14年ブラジル大会は開幕イヤーの1月に右膝手術を行い、大会直前の5月に復帰した経験を持つ。当時を振り返り「(復帰が)ギリギリになって迷惑をかけてしまったが、疲労がたまっていない分、フレッシュというポジティブな面もあった」と言う。それだけに「もし選手が何か不安を抱えているのであれば、そういうマインドに持っていける。自分の経験から色々と選手に話すことは自分のいる意味」と強調した。
【2】主力組の「心を整える。」
代表の主力の多くは欧州主要クラブで中心的役割を担っており、戦術や練習方法で様々な意見を持つ。そこで森保監督との“つなぎ役”となっているのが、ドイツでプレーしてきた長谷部コーチ。選手から伝えられることもある「もう少しこういう練習をやりたい」などの意見を整理し、指揮官を含めたスタッフ陣に共有する。「クラブと代表は別物。
【3】初選出組の「心を整える。」
21歳のFW塩貝、20歳の後藤を中心に26人中13人は初の大舞台。自身の経験を踏まえ「初めての選手がW杯にナーバスにならないように、そういうアプローチも考えていきたい」と支えていくつもりだ。
現代表について「組織としての強みは、かなりのハイレベルにある」と太鼓判を押すように、自信を持って臨む本大会。「W杯は人生を変えてくれる。躍動して、勝ったら世界中の人の心を動かせる。人の心を動かせるようにみんなでやっていきたい」と長谷部コーチ。自らの役割を果たし、最高の景色をチーム全員で見る。
(後藤 亮太)
◆長谷部コーチとW杯
▽06年2月 ジーコ監督時代の米国戦で代表デビュー
▽10年6月 南アフリカW杯は大会直前に岡田武史監督に主将に任命されて臨み、敗退した決勝トーナメント(T)1回戦パラグアイ戦まで全4試合に先発出場。
▽14年6月 ブラジルW杯は1次リーグ(L)全3試合に先発もチームは1次L敗退。
▽18年6~7月 ロシアW杯は1次L初戦、2戦目は先発フル出場。
▽24年8月 北中米W杯アジア最終予選を前に、代表のコーチ就任が発表される。
◆長谷部 誠(はせべ・まこと)1984年1月18日、静岡・藤枝市生まれ。42歳。2002年に藤枝東高から浦和に加入。08年1月にドイツ1部ウォルフスブルクに移籍し、ニュルンベルクを経て14年にフランクフルトへ。ブンデスリーガ通算384試合(7得点)出場。日本代表は06年にデビューし、W杯は10年南アフリカ、14年ブラジル、18年ロシア大会に出場。代表通算114試合2得点。24年8月から日本代表のコーチに就任。
◆長谷部氏のベストセラー著書 2011年に出版した「心を整える。勝利をたぐり寄せるための56の習慣」(幻冬舎刊)は150万部以上の大ヒットに。目からウロコの実践的なメンタル術のごく一部を要約して以下に抜粋。
▽心を鎮める時間を作る
▽万全の準備をすれば運が巡ってきた時につかめる
▽整理整頓は心の掃除
▽自分はちっぽけな人間だと自覚する
▽偏見を持たず、まず好きになってみる
▽競争を自分の栄養に
▽上から目線は絶対にプラスにならない

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