◆明治安田J1百年構想リーグ▽第18節 町田1―0浦和(22日・MUFG国立)

 浦和は町田に0―1と敗れ、田中達也暫定監督(43)が就任後、6試合目で初めて90分以内の敗戦を喫した。前半10分、町田FWエリキに先制ゴールを許すと、その後は町田の固い守備をこじ開けることができず。

7勝4PK負け7敗で東地区での戦いを終え、田中暫定監督は「まずは個人の成長が一番だ、選手には伝えました。ゴールを奪う、ボールを奪うところからチャンスはあった。決定的な結果につながらなかったのは、まず自分に矢印を向けて成長していこう、と伝えています。今日も負けていい試合ではなかったと思いますけど、今自分たちが進もうとしているサッカーは8試合、続けていくよ、と選手たちに共有しています」と話した。

 7連敗でシーズン途中に解任となったスコルジャ監督の後を受け、ビルドアップの整備を迅速に行ってチームを変え、就任から4連勝と立て直しに成功した田中暫定監督。しかしここ2試合は前節0―0の末にPK負けを喫したFC東京戦に続き、この日も無得点で完封負け。田中暫定監督の就任後、6試合は4勝1PK負け1敗となっている。

 クラブは百年構想リーグを通じ、首位の鹿島、2位のFC東京、3位の町田、4位の東京Vには全敗(PK負け含む)と、上位陣との対戦では結果が出ず。現在勝ち点25の暫定5位で、勝ち点で並ぶ川崎が最終節で1でも加えれば6位となる。一方で得失点差では3位町田のプラス4に対し、プラス7と上回ったが、勝ち点では12も差をつけられた。そんな現実に「今日は町田さんは試合運びが上手だったなと。今日だけではなく、こういった試合を勝ちきるチーム、という印象がありました。

自分たちは上位から勝ち点を取れていない、という部分がありましたが、チーム、グループとしてそういうメンタリティーは必要」と田中暫定監督。クラブは来季に向け、京都退団が決まった曺貴裁監督の招へいに動いており、合意は間近。西地区の同順位と対戦するプレーオフが、ひとまずは田中暫定監督でのラスト2試合となる。

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