俳優の磯村勇斗が23日、静岡・清水文化会館マリナートで行われた実行委員会代表を務める「第1回しずおか映画祭」(24日まで)で、ゲストの役所広司とレッドカーペットを歩き、トークショーを行った。

 2人は映画「八犬伝」(曽利文彦監督、2024年公開)で親子役を演じた。

磯村にとって役所は憧れの俳優で、今回のゲスト出演も直々にオファー。「役所さんが来てくれたことが信じられない」と緊張した様子で「偉大な俳優さん。どんなに僕が頑張っても、到底、たどり着くことのできない遠い存在」と敬意を表した。

 磯村は「八犬伝」の撮影で、役所がチャーミングに現場の雰囲気を楽しんでいる様子が印象に残っているという。これに対し、役所は(ヴィム・)ヴェンダース監督の言葉として「役者が力を出せるように、現場の楽しい雰囲気を作ることが大事。その灯(ともしび)を消さないようにするのが演出家の仕事」と紹介。「役者も優しく灯を受け取るように楽しく現場で過ごすことが大切だと思う」と語った。

 磯村は将来、映画監督として活躍する夢を持っていることを告白。「納得できる脚本があれば、ぜひ監督をやってみたい。その時は役所さんに出ていただきたいです」と公開オファーした。役所は「ふいをつかれたな」と笑い、「分かりました」と快諾した。磯村は「しっかりしたものを作らないといけない。

自分もプレッシャーを感じます。完成した時は、しずおか映画祭で上映します」と約束した。

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