俳優の役所広司が23日、静岡・清水文化会館マリナートで磯村勇斗(沼津市出身)が実行委員会代表を務める「第1回しずおか映画祭」(24日まで)でトークショーを行った。

 俳優として47年。

70歳となった現在も第一線を走り続けている。磯村から仕事の原動力を聞かれ、「芝居がうまい俳優さんは、いっぱいいる。もっと芝居が上手になりたい。自分で満足することはない。それは際限が無い。次にやれば、もっと上手にできるんじゃないかと思う。だから次、次と意欲が衰えることがない」と力を込めた。

 2009年公開の映画「ガマの油」で監督を務めたことで、スタッフの気持ちを理解したという。「何か月も前から準備をして撮影初日を迎えて、俳優さんを待っている。その時に、スタッフが期待している気持ちが分かった。それを肌で感じて、今までの自分が恥ずかしくなった。これだけ期待してくれているから、もっと頑張らないといけないと思った」と振り返った。

 磯村から「また、監督やりたいですか?」と尋ねられ、「そうですね」と意欲。「『ガマの油』の後も3本くらい準備して、脚本段階までいったけど、予算の関係でやめることになった。その脚本はまで残っています」と明かした。

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