巨人は25日、育成選手のフリアン・ティマ外野手(21)を支配下登録すると発表した。背番号は「013」から「50」に変更となることが決まった。

 将来の大砲候補として期待され、21年に16歳の若さで巨人と育成契約。入団時に身長193センチ、体重86キロと細身だったドミニカンはトレーニングを重ね、111キロまで体重増。規格外のパワーで2軍通算26本塁打を放っている。6年目の今季は「パワーと長打力をアピールして、何が何でも背番号を2ケタに変えたい」と、並々ならぬ思いを胸にアピールを続けてきた。

 守備面では外野手登録ながら、主戦場は一塁。昨季は三塁での出場も多くあった。「どこのポジションでもやることは変わらない。毎日しっかり学んで、トップチーム(1軍)でも任せてもらえるように」と、試合前の練習では意欲的に打球を追う。失策数は24年が12、25年が7、今季は25日現在で1と、年々改善傾向にある。

 一般的にラテン系の選手は陽気なイメージがあるが、「普段からすごく落ち着いている。外国人選手はタトゥーを入れている選手も多いけれど、そういうものへの憧れもないし、どちらかというと日本人に近い性格」と辻龍輝ポール通訳。大好物のみそラーメンにはコーンとバターのトッピングを好み、ポテトフライ、ギョーザ、唐揚げとともにぺろりと平らげる。

お会計では、ラーメン屋では見たことがない金額になるといううわさだ。

 大親友は2歳年上で同じドミニカ共和国出身の育成選手フェリス。休日には2人で渋谷へ買い物にでかけるなど、多くの時間をともに過ごす。現在3軍で汗を流すフェリスとは遠征で離れてしまうことも多いが、毎日のテレビ電話を欠かさない。友とのたわいもない会話が、異国の地で心の支えとなっている。気分が上がる曲にあいみょんの「マリーゴールド」を挙げるかわいい一面も魅力の一つだ。

 いざ、目標としていた2ケタの背番号を背負い1軍の舞台へ。ジャパニーズドリームをつかむため「バモス!ティマ!」。(巨人担当・加藤 翔平)

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