◆米大リーグ ブルージェイズ―マーリンズ(27日、カナダ・トロント=ロジャーズセンター)

 ブルージェイズ・岡本和真内野手(29)が27日(日本時間28日)、本拠地・マーリンズ戦に出場し、6日(同7日)の敵地・レイズ戦以来22日ぶりで、出場した試合では19試合ぶりの本塁打となる11号を放った。1―1の同点で迎えた6回1死で迎えた3打席目だった。

左腕ナーディの外角チェンジアップをジャストミートした打球は角度30度で、右中間後方のブルペンに飛び込んだ。打球速度は101・6マイル(約163・4キロ)、飛距離393フィート(約119・7メートル)。殊勲アーチで地元ファンが総立ちで拍手を送る中、淡々とダイヤモンドを一周。ベンチに戻ってナインの祝福を受けると一気に笑みが爆発した。

 5月に入って、一気に調子を上げ、1~5日(同2~6日)の5試合では、5本塁打を放って勢いに乗った岡本。その後はなかなかいい角度で打球が上がらず、出場した試合では18試合連続で本塁打が出ていなかった。19日(同20日)の敵地・ヤンキース戦から22日(同23日)は4試合連続で安打なし。23日(同24日)はスタメンを外れて守備の出場のみで、5試合、19打席連続無安打となった。

 それでも24日(同25日)の本拠地・パイレーツ戦の1打席目には、右翼フェンス直撃の二塁打。そこから3試合連続安打を放ち、前日26日(同27日)の本拠地・マーリンズ戦では出場した試合では14試合ぶりのタイムリーとなる右前適時打も放った。バットをやや体方向に傾ける新フォームで、バットも真っ黒に変更するなど、試行錯誤している中で、復調の兆しが見えてきている。

 チームの56試合での11本塁打は、レギュラーシーズン162試合に換算すると、31・8発ペース。

ペースが落ちたとは言え、日本人メジャーリーガーの1年目の最多本塁打22本(18年・大谷翔平=当時エンゼルス)を軽々上回るだけでなく、日本人右打者の最多本塁打32本(25年・鈴木誠也カブス)にも迫るペースで量産している。

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