日本代表MF堂安律が29日、千葉県内での練習後に取材に応じ、自身2度目、背番号10では初めて挑むW杯への思いを明かした。前回22年カタール大会は8番でドイツ、スペイン戦でゴールを決めて爪痕を残したが、エースナンバーを背負って挑む今大会に向け「もちろんうれしいですけど、10番をつけてピッチに立つことが目標じゃないので。

僕の目標は優勝することだと常に言っていますし、そこにフォーカスしていきたいと思っています」と話した。

 「10番をつけたいというのは、僕自身が代表に入ってから話してきたことですし、それをかなえられたことは、自分を褒めたいなと思います」と語る堂安。さらに今回の代表スタッフには、名波浩コーチ、中村俊輔コーチと歴代10番が並ぶ。「特に俊輔さんとか名波さんとか、歴代の10番の選手がいる中で、緊張感が高まるんですけど、いい緊張感に変えて。本当に彼らに少しでも認めてもらえるような結果を出せたら」とうなずいた。

 W杯優勝という目標に向け、31日に行われる国内最後の親善試合・アイスランド戦での確認事項は明確だ。「僕個人的には、(3月に勝利した)イングランド戦で一番怖かったのはセットプレーだった。アイスランドには大きい選手がいますし、大事になる。セットプレー一本で試合が決まってしまうかもしれませんし、特に(W杯では)オランダには(ヘディングの強い)ファンダイクがいるので」と警戒。高身長の選手がそろう“仮想オランダ”として、セットプレーの確認は必要な要素だ。

 また今回の合宿には、22年カタールW杯でチームを引っ張った前代表キャプテンのDF吉田麻也が参加。「彼が代表で一緒にやっていた時から、背中を僕は見てきた。

リーダーになりたいと僕が発信しているのも、彼の背中を見てからだった。偉大な先輩がいるのは誇りですし、ありがたいです」と話した。また吉田がアイスランド戦に向け、準備を進める姿に「(練習後に)スプリントしている姿を含め、若い選手も見ていると思う。今は彼と言葉でしゃべってというよりも、背中で引っ張ってくれている感が強いですし、自分自身本当にうれしいし貴重な時間です」と語り、吉田の背中から学び、W杯への思いを引き継ぐ覚悟を示していた。

 

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