女優の綾瀬はるかが29日、都内で行われたお笑いコンビ「千鳥」の大悟とダブル主演した映画「箱の中の羊」(是枝裕和監督)の初日舞台あいさつに出席した。

 カンヌ国際映画祭でコンペティション部門に選出され、綾瀬もカンヌ入り。

現地では大きな反響を得た。国内でも11日に完成披露試写会が行われているが、多くの観客に届く公開日を迎えたことで「今日いよいよ本番みたいな気持ち。皆さんに届けばいいなという緊張とワクワクする気持ち」と心境を明かした。

 作品にちなみ「ふとした大切なこと、もの」には「人とのつながり」と回答。「当たり前のようで、誰かを思う温かみが伝わるのが大切なことだな」としみじみ語った。

 夫役の大悟、息子役の桑木里夢とは初共演。「3人でジェスチャーゲームしたり、ちょっと遊ぶ時間があって仲良くなった」と撮影時を懐かしんでいた。

 ◆「箱の中の羊」 是枝監督が原案・脚本・編集を手掛けたオリジナル作品。2年前に息子・甲本翔(かける、桑木里夢)を亡くした健介(大悟)、音々(綾瀬)夫婦が亡き息子の容姿、声をしたヒューマノイドを迎え入れる。再び家族として暮らし始める中で、亡き子への向き合い方の違いが夫婦の心の傷を浮かび上がらせていく。

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