◆第9回葵S・G3(5月30日、京都競馬場・芝1200メートル、良)

 第9回葵S・G3が30日、京都競馬場の芝1200メートルで行われ、5番人気のデアヴェローチェが直線で抜け出し、重賞初制覇。父マテラスカイに初のJRAタイトルを贈った。

 メンバー唯一の芦毛馬は道中3、4番手のイン。抜群の手応えで迎えた直線は1頭分、外に持ち出され、エイシンディードを競り落とすと、ゴール直前に詰め寄ったヒシアイラを首差で封じ込めた。北村友は「いつでも反応できそうな手応えで回って来られたので、スムーズに抜け出すことができました。走る馬だなと思っていたので、しっかりと勝てて良かったです」とうなずいた。

 父は国内外のダート短距離路線で重賞2勝にG1級2着3回と活躍したが、デアヴェローチェは全7戦すべて芝で前走から6ハロンに短縮して2連勝。「走りが軽いから芝で下ろしました。まだまだこれからですね」と上村調教師。父とは違う芝6ハロン戦線で、常勝街道を突っ走る。(松ケ下 純平)

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