◆W杯壮行試合 日本―アイスランド(31日・MUFG国立)

 北中米W杯(6月11日開幕)に臨む日本代表は、開幕前の国内最後の一戦となる壮行試合でアイスランド代表と対戦する。

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 森保監督は先発メンバーの選定について「W杯に向けて、チーム全体のコンディションを上げることが目的の1つ」と言及。

ケガ明けの選手を中心に、実戦から遠ざかる選手に一定のプレータイムを設ける方針を示した。

 指揮官による“予告先発”があったのは、DF吉田麻也、MF伊東純也、MF遠藤航の3人。吉田は開始10分での交代が示唆されており、伊東は左シャドーでのテスト起用となる見通しだ。遠藤は約3か月半ぶりの実戦復帰となる。

 GKは鈴木彩艶のフル出場が見込まれる。DFラインはケガ明けでコンディションが不透明な冨安健洋、板倉滉に多くのプレータイムが与えられることになりそうだ。またバイエルンで出場機会が限られる伊藤洋輝も、ゲーム体力の向上という意味では長時間プレーさせたいところ。瀬古歩夢は31日の練習を途中で切り上げており、出場見送りも視野に入る。

 中盤は遠藤の先発が確定。残り1枚は佐野海舟か田中碧のいずれかになるだろう。鎌田大地が6月2日の合流となっているため、頭数は少ないが、板倉のオプション起用を試す可能性もある。

 アタッカー陣は左シャドーに伊東が入るほかは流動的。

菅原由勢や鈴木淳之介、長友佑都ら、DFライン型の選手を起用するプランも考えられる。中村敬斗、久保建英堂安律ら主軸の選手たちを前後半のどちらに起用することになるか。2トップのオプションをテストすることも選択肢の1つだ。

 最前線は悩ましい。絶対的エースの上田綺世と、2列目以下の選手たちとの連係向上を図るか。あるいは所属クラブでプレータイムが少なかった小川航基を使うか。連係面で他選手との実績が乏しい後藤啓介、塩貝健人の出場時間を確保させるか。本大会からの逆算で、最適解を繰り出したいところだ。

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 交代枠は11あるため、フィールドプレーヤーのほぼ全員がピッチに立つことになりそうだ。ポイントは、W杯での勝率を1%でも上げるために、限られた時間を誰に、どういう状況で授けるか。勝利で弾みをつけることを絶対条件とした上で、有意義な90分としたい。(岡島 智哉)

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