◆日本生命セ・パ交流戦 2026 西武0―6DeNA(31日・ベルーナドーム)

 ウィニングボールを手にしたDeNA・尾形崇斗投手(27)は「試合中も『尾形~』って声援が聞こえていましたし、ヒーローインタビューでもたくさんの声援が飛んできた。本当にこのチームに来てよかった」と、感慨深い様子で移籍後初登板初勝利の余韻に浸った。

 初回先頭のカナリオを158キロの直球で空振り三振に仕留めて波に乗った。序盤は自身最速タイ159キロの直球とスライダーを軸に、2巡目以降はカーブとスプリットを織り交ぜ、西武打線を手玉に取った。5回2安打7奪三振で無失点。通算91登板目の初先発で価値ある1勝目をつかんだ。

 12日に井上とともに移籍してきたばかり。ソフトバンクに移ったレギュラー捕手の山本と「1対2」の交換トレードだった。年俸面でも“不均衡”に映るだけに、編成に対するベイ党の懐疑的な意見がSNS上を飛び交った。その分、重圧も感じたが「受け入れて投球の糧に」と力に変えた。

 尾形は言った。「これからも山本君も自分も井上も全員で頑張っていければ」。常勝軍団でならした剛腕が新天地でさらに己を高めていく。

編集部おすすめ