◆日本生命セ・パ交流戦 2026 日本ハム3―0巨人(31日・エスコンフィールド)

 好機は相手よりも多かった。それでも本塁が遠かった。

巨人・橋上秀樹監督代行(60)は「序盤のチャンスで1点でも取れていれば竹丸をもう少し楽に投げさせられた。竹丸を見殺しにしてしまった。序盤は圧倒的にこちらの方がチャンスが多かったので」と反省点を挙げた。8回3失点でプロ初完投と力投の左腕を打線が援護できず、今季6度目の完封負けを喫した。

 相手先発の北山には6回3安打5四死球ながら無失点に抑えられた。「昨年からすると万全ではなかった印象はあったんですけど、要所で仕留めきれなかった」。2回1死一、二塁から中山が三振、松本が遊ゴロ。3回1死一、二塁では吉川が遊ゴロ併殺で先制機を逃した。5回2死一、三塁、6回1死一、二塁、8回2死一、三塁も生かせず9残塁の拙攻だった。

 5月は12勝13敗で負け越し。先制すれば10勝0敗、先制されると2勝13敗と顕著に傾向が出た。月間の1試合平均2・96得点の打線が課題の一つ。

今月は1、2番の並びが16通りで、打率は計1割6分5厘と試行錯誤が続いた。「先に点を取れるように、オーダーも含めてやっていきたい」と打順の再検討を示唆した。

 投手ではリリーフの「勝ちパターン」がいずれも連投中だった。ベンチ入りメンバーに名を連ねたが、大勢とマルティネスは先を見据えて3連投回避を決め、試合中に帰京。田中瑛はセーブ機会の9回限定で3連投予定とした。そんなブルペン事情を救う竹丸の完投。「最後の方も150キロ出てましたし、意地を感じた。だからこそ何とかしてあげたかった」と振り返った。

 阿部前監督の辞任に伴い5月26日のソフトバンク戦(東京D)から、オフェンスチーフコーチから監督代行に就任して3勝3敗。2日からのオリックス戦(東京D)に向け「先に点を取ってあげて少しでも投手を楽にしてあげるのは非常に必要」と先行逃げ切りを掲げた。(片岡 優帆)

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