東京六大学野球春季リーグ戦最終週第3日▽慶大3―0早大(1日・神宮)

 早大が慶大に敗れて勝ち点を落とし、春のリーグ戦を4勝8敗1分け勝ち点1の5位で終えた。試合は0―0の2回。

先発の宮城誇南(4年=浦和学院)が四球と2安打で満塁のピンチを背負うと、8番・横地広太(4年=慶応義塾)に押し出しの四球を与え先取点を奪われた。6回には4番手で登板した岡村遼太郎(3年=早大学院)が、先頭の3番・小原大和(4年=花巻東)に右越えソロを浴びるなど2失点。打線は慶大先発・渡辺和大(4年=高松商業)の気迫のこもった投球の前に11三振を喫するなど沈黙し、得点できなかった。

 チームは開幕の東大戦で勝ち点を挙げるも、その後は打線がつながりを欠くなど得点力不足に苦しみ、4カード連続で勝ち点を落とした。

 不本意なシーズンの中にも、明るい材料はあった。徳丸快晴(2年=大阪桐蔭)が13試合で打率3割8分8厘で首位打者を獲得。ベストナインにも選出されるなど、獅子奮迅の活躍を見せた。投手陣では今春入学の中村広大(1年=早実)がルーキーながら中継ぎで6試合に登板。勝ちこそつかなかったが、堂々の六大学デビューを飾った。

 チームは昨秋の2位から王座奪還を狙うも5位に沈んだ。小宮山監督は「のるかそるかだと思っていましたが、思うようにいかなかった」と振り返り、「選手個人個人が冬場やってきたことでは足りないということを理解して、無我夢中で練習してもらうというふうに思っています」と巻き返しの秋へ、抱負を口にした。

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