◆米大リーグ Dバックス―ドジャース(1日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が1日(日本時間2日)、敵地・Dバックス戦に「1番・DH」で先発出場。得意の6月初戦。

1点リードの5回1死で迎えた第3打席で中前打を放ち、2試合連続のマルチ安打とした。打率は2割8分6厘に上がった。

 チェースフィールドでの試合は昨年9月25日(同26日)に4年連続の地区優勝を決めて以来。Dバックス先発のE・ロドリゲス投手(33)は通算99勝を挙げている好投手で、今年3月のWBCでは準々決勝で日本代表の連覇を阻み、初優勝を果たしたベネズエラ代表にも選ばれた左腕だ。大谷は試合前の時点で通算20打数5安打の打率2割5分、1本塁打、2打点、7三振となっていた。

 この日の初回先頭の第1打席は三ゴロに倒れたが、3回先頭で迎えた第2打席で左中間へ二塁打を放って6月初安打とした。5試合連続安打、打者として出場した試合の連続出塁を「17」とすると、無死二、三塁から3番フリーマンの三ゴロの間に先制のホームを踏んだ。試合前、ロバーツ監督は「メカニクスの面でいくつかのことに確信が持てている状態なのだと思う。ここ最近の中では最もフレッシュに見える。フィールドを広く使おうとする彼の意識が結果につながっている。全ての要素が合わさって好調を生み出しているのだろう」と分析していたが、言葉通りの一打だった。

 “ミスター・ジューン”の本領を発揮する時が来た。

大谷はこれまで6月に月別最多の62本塁打をマーク。23年には自己最多の15本塁打(25年5月にも15発)と大爆発した。月間12本塁打、ド軍史上初の10試合連続打点を記録した24年には「シーズンに慣れてくるのもそうですし、いいところ、悪いところ、いろいろ改善しながら、ちょうどそういう(好調の)波が来やすいのかなとは思う」と6月の好成績を分析していたこともある。

 ドジャース移籍後初めて開幕から二刀流で稼働している今季。打者として5月は25試合で打率2割8分9厘、4本塁打、18打点。31日(同6月1日)の本拠地・フィリーズ戦は2試合ぶりのマルチ安打で締めた。29日(同30日)の同戦では6年連続2ケタ本塁打となる10号ソロを含む3安打。「センター中心にいい感じで打てている。あとは打球角度がしっかり出てくれば、長打になるのかな」と6月に向けて手応えを口にしていた。

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