◆米大リーグ Dバックス0―7ドジャース(3日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が3日(日本時間4日)、敵地・Dバックス戦に「1番・投手」で二刀流出場し、投げては6回2安打無失点で今季の日本人単独トップとなる6勝目。打っては3打数2安打2四球の4出塁で、ナ・リーグ西地区首位のチームは今季40勝に到達した。

 大谷はこの日で0・74となった防御率は規定投球回(試合数×1イニング)までわずかに1イニング届かなかったが、メジャー全体の“隠れ1位”を継続。22年9月以来の4登板連続白星となった。被打率1割4分4厘、WHIP(1回あたりに出す走者)0・79と異次元の数字が並んでいる。この日最速は100・4マイル(約161・6キロ)を計測し、89球で6三振1四球という内容だった。

 打者としては1900年以降で史上5人目となる3登板連続アーチはお預けとなったが、マウンドに上がる前の初回先頭の第1打席で二塁内野安打を放ち、7試合連続安打&出場19試合連続出塁。4戦連続マルチ安打、今季最多タイの3安打で打率3割1厘まで上昇させた。2四球を含めて5出塁と塁上をにぎわせ、最近6試合で3度の猛打賞と手がつけられない状態だ。

 ロバーツ監督は「打者・大谷」について「素晴らしかった。強い打球を打っていたし、振るべきボールを振っていた。今夜、これ以上に望むものはなかったよ」と振り返り、「正直なところ、打率も残しているし、出塁しているし、強い打球も打っている。私たちは外野へライナーを打つこととそれがホームランになることとの差は本当にわずかだということを理解しなければならない」と評価した。

 1900年以降では、史上5人目となる3登板連続アーチは逃したが、3安打とリアル二刀流の日にまたも結果を残した。

「何を変えたのかは分からないが、ここ3週間ほどで打席内容が良くなっているのは確かだ。そして登板日について言えば、昨年より打席の質が良くなっていると思う」と指揮官。「もちろん打席でいい感覚を持っていることは素晴らしいこと。ただ、彼自身はその日最も重要な仕事は投球だということを理解している。だから時には意識が投球寄りになることがある」としながら、「打撃の状態が良ければ、それはやはり(自分の)助けになる」とした。また、「盗塁を控えるように指示しているのか」と問われると「そういう指示はしてないが、彼も人間だからね。体力を使えば、その分の負担はある」と話した。

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