◆日本生命セ・パ交流戦 2026 DeNA8x―7楽天(4日・横浜)

 奇跡が起きた。8回に7点差を追いついたDeNA。

なおも9回2死一、二塁の好機。楽天・西垣が暴投すると、代走の二塁走者・三森が、一気に本塁を狙った。タイミングはアウト。ヘッドスライディングの三森は捕手の送球を受けた西垣のタッチをかわして、右手で本塁をタッチ。一度はアウトの判定も、リプレー検証で判定は覆り、セーフになった。サヨナラだ。

 神走塁の三森はお立ち台で、「ピッチャー、野手が4時間ぐらい守って、攻撃してくれていたのに、僕、5分ぐらいでヒーロー、すごい申し訳ないんですけど。本当にチームが勝てて良かったです」と語り、「(三塁ベースコーチの)河田さんが『行け!』と。河田さんのせいにできるし、行こうと思った。河田さんのおかげです」と爆笑を誘った。

 右太もも裏肉離れから41日ぶりに1軍復帰の牧が、打線に火をつけた。0-7の8回無死三塁、中前適時打を放つと、その回、2点差に迫り、2死満塁。

左前へ同点2点打だ。打者一巡の猛攻を呼び込み「負けていてもベンチの雰囲気は良かった。何かあると思っていた」と牧は力を込めた。

 試合前には主将の筒香が「ベイスターズらしく戦うぞ」とナインを鼓舞。7点差逆転勝ちは日本一になった2024年5月11日の阪神戦(横浜)の7点差(2-9→11‐9)以来、2年ぶり。相川ベイにとって借金5からの巻き返しへ、吉兆の白星となった。この1勝をきっかけに、上昇気流に乗る。(加藤 弘士)

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