1月22日に肺炎のため亡くなった将棋棋士・加藤一二三さん(享年86)のお別れの会が6日、東京・渋谷区の将棋会館で行われ、日本将棋連盟から長女の西口由紀さんに名誉十段の免状が贈られた。名誉十段は名人2期獲得の塚田正夫さん以来、2人目となる。

 プロ棋士の段位は現在、四段から九段。加藤さんも最高位の九段だったが、現役時代には十段戦(現在の竜王戦)に7回登場。第7期(1968年度)の十段戦で大山康晴十五世名人にフルセットの末に勝利し、初タイトルを手にしたほか、87年度まで続いた同棋戦で3度のタイトルを獲得するなど、ゆかりが深かった。連盟関係者によると「初めて獲得したタイトルで、本人にとって思い入れが強い」と説明。日本将棋連盟は追贈にあたり、加藤さんの功績を「生涯にわたり将棋界の発展と普及に卓越した功績を残され、常に高みを目指していた」ともたたえた。

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