◆静岡県高校総体サッカー▽決勝 静岡学園2―1浜松開誠館(7日、静岡・エコパスタジアム)

 決勝が行われ、男子は静岡学園が浜松開誠館を2―1で下し、2年ぶり10度目の優勝を飾った。後半3分にMF小田切颯佑(そうすけ、3年)がFKを直接決めると、同6分にMF半田怜也(3年)のゴールで加点。

開誠館の反撃を1点に抑えて逃げ切った。静学は7月末から行われる全国大会(福島)に出場する。女子は藤枝順心が常葉大橘を4―1で倒して2年ぶりのV。順心は東海総体で全国切符を目指す。

 MF小川煌斗(きらと、2年)の反撃弾も、浜松開誠館はV2に届かなかった。0―2の後半20分、右クロスを受けると、相手選手2人に囲まれながらも冷静に右足を振り抜き、ミドルシュートをゴールに突き刺した。「流れを変えるという気持ちでいました」と悔しそうに振り返った。

 小川はその後も決定機を作ったが追いつくことはできず、悔しい敗戦となった。主力としての活躍を期待されながら、昨年10月に腰を負傷し、約半年間離脱。夏の全国大会出場の夢は途絶えたが、この日のゴールで手応えも得た。「チームを勝たせる選手になりたい」と今秋開幕の県選手権での雪辱を誓う。

 青嶋文明監督(57)は、チームの持ち味である前線からのプレスには手応えを示したが、ボール奪取後の出だしや収めどころを課題に挙げた。

「(気持ちが)抜ける時もあるので、秋までにやりきれるようにならないといけない。彼らも身にしみたと思うので、いい経験になったと思う」。敗戦を糧に強くなる。(伊藤 明日香)

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