元中日でMLBナショナルズから巨人に加入した小笠原慎之介投手(28)が18日、東京ドームで入団会見を行った。契約は来年27年シーズンまで。
背番号は「98」と正式発表された。支配下2ケタの空き番号で最大の番号から再出発するという意味を込めて球団側から提示されて決まった。結果的に、中日時代に慕っていた先輩で21年の練習中に倒れて亡くなった木下雄介さんがつけていた番号と同じ背番号をつけることにもなった。
会見に同席した水野雄仁編成本部長は「小笠原選手だけじゃなくてアメリカに行っている全選手の調査というか、動向は4月から見ておりました。現実に動くというのは、ここ数週間の話なんですけども、動向はずっと注目していました。先発の一角でやってくれれば最高」とコメントした。
開幕からマイナーでの登板が続いていた小笠原の動向にNPB球団で最も早くから注目し、現地に足を運んで熱視線を送っていたのが巨人だった。米球界関係者によると、今回、日本復帰を模索していた左腕には巨人を含めNPBの複数球団がオファーを出す中で、古巣中日からの具体的なオファーはなかったという。
日本球界に復帰するとなれば、どこを選んでも新天地でのプレーとなる状況だった中で、先発の層を少しでも厚くしたかった巨人の熱意が特に強かった。ナショナルズ退団の方向となってからは、巨人は動向調査から獲得オファーへ一気に段階を上げた。巨人には中日時代の投手コーチの友利結氏(デニー友利氏)が国際スカウトで在籍し、中日時代の同僚で仲の良い守護神ライデル・マルティネスがいるのも大きなポイントになったようだ。
会見で小笠原は巨人入りの決め手を聞かれ「ジャイアンツの熱意がとても熱くて、っていうところが一番です」と話した。2年ぶりリーグ優勝、14年ぶり日本一へ貴重な戦力が加わった。
◆小笠原 慎之介(おがさわら・しんのすけ)1997年10月8日、神奈川・藤沢市生まれ。28歳。東海大相模で2、3年夏に甲子園出場。3年夏はエースとして甲子園優勝。15年ドラフト1位で中日入団。25年1月にポスティングシステムを利用してナショナルズと2年契約。今季は主にナショナルズ傘下2Aハリスバーグでプレー。NPB通算161試合、46勝65敗、防御率3.62。180センチ、93キロ。左投左打。










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