◆第58回函館2歳S・G3(7月19日、函館競馬場・芝1200メートル)=7月14日、函館競馬場

 阪神の新馬戦(芝1200メートル)を1分8秒2の2歳コースレコードタイで勝利したロンドンガーズ(牡2歳、栗東・前川恭子厩舎、父グレーターロンドン)が、当初から目標にしていた函館2歳S・G3(7月19日、函館)で重賞制覇を狙う。「新馬を使う前から勝ったら函館2歳Sと言っていました」。

平井助手が明かすエピソードに期待の高さが現れている。

 デビュー戦は速力の違いを見せて3馬身差の楽勝。「スピードと一歩目の違いで逃げる形になりました。新馬の頃から前向きで、これだと行くだけの馬になるなと思っていたので、馬の後ろで我慢することも教えてきました」と同助手。11日に函館に入厩するとこの日は、角馬場でフラットワーク(準備運動)。その後に向かったWコースでは前に馬を置く形で折り合い、キャンター調整を行った。「体も減っていないし、元気いっぱい。前に馬を置いて折り合いもつきました」と狙い通りの走りに笑顔を見せる。

 15日は初コンビとなる北村友一騎手が追い切りに騎乗予定。「明日(15日)、感触を確かめてもらいます。それでレースモードになると思いますし、現状でも重賞を勝てるポテンシャルはある」と力を込める平井助手。25年開業の前川調教師はJRA初の女性トレーナー。

JRA重賞10度目の挑戦で大きなチャンスが巡ってきている。

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